
自己紹介
自己紹介
皆様こんにちは。渋谷きむらクリニック 泌尿器科・皮膚科・内科院長の木村夏雄です。今回は自己紹介をさせていただこうと思います。
まず私の生い立ちですが埼玉県本庄市出身です。中学高校は埼玉県川越市にある城西大学附属川越高校に行きました。中学高校ともに生徒会長でした。部活は中学は囲碁将棋部、高校は吹奏楽部です。ですので、バリバリの体育会系です、と言うのは冗談です。通学時間が2時間近くかかっていたのでよく電車の中で小説を読んでいたのを覚えています。1999年城西大学附属川越高校を卒業しています。
医師を志したきっかけですが、まず1つ、家が病院のすぐ隣だった事は大きな影響があると思います。私の祖母がよくその病院に入院していました。いつも具合が悪くなると入院していましたが、退院するときは元気になっている姿を見て医療に興味を持つようになりました。そんなある日、祖母が急変しました。意識がなく動かない祖母を見て、当時の私は全く無力でした。意識がない祖母を一生懸命車に乗せようと頑張りましたが、一人では難しく、母親を呼んで助けてもらったことを鮮明に覚えています。この時の経験から、いつか人を救えるようになりたいと思ったのが医師を志したきっかけです。私は今でも救急医療にたずさわっていますが、この時の経験が大きく影響しているのは間違いありません。
その後の私の経歴ですが、2005年にCollege of the Desertと言うアメリカのコミュニティーカレッジ(日本でいう短大に相当)を卒業しています。その後アメリカの大学に編入して2008年にUniversity of Southern Californiaと言う大学を卒業しました。その後3年弱、2010年までアメリカで会計士補として監査と言う業務に携わっていました。しかし医師になりたいという夢を諦めきれませんでした。その時、医学部には編入できる制度があると言うことを知りました。特に東海大学は1回大学を卒業すれば2年次から編入できることを知りました。急遽アメリカから2010年7月に帰国、2010年9月の東海大学の2年次編入の受験をして合格しました。医学部5年間在学中にWake Forest Universityと言う大学に臨床留学して、感染症内科、救急、そして形成外科をまわりました。医学部を卒業してからの医師としての経歴ですが、まず地元埼玉県北部にある熊谷総合病院で初期研修をしました。私の祖母が急変したときに無力だったので、この病院では特に一生懸命救急を中心に研修をがんばりました。内科、外科、整形外科の先生方が労力を惜しまず丁寧に教えて下さったので、私の医師としての土台がここでつちかわれました。その後、千葉県の鴨川市にある亀田総合病院と言うところで、泌尿器科の後期研修を開始して修了しています。後期研修中に他の病院で最低6ヶ月研修しなくてはならないのですが、その研修先として同じ千葉県の旭市にある国保旭中央病院と言うところに行きました。そこで臨床論文を書いたり、学会発表を積極的に行い、最終的には主任医員と言う役職までいただきました。そんな中、兵庫県の遠い親族のクリニックで院長が急逝してしまって、1年間閉院していました。せっかく30年間続いたクリニックですし、地元の方にもすごく愛されているクリニックでしたから、院長の近い親族が引き継げるまでの間、私がクリニック再建のお手伝いさせていただきました。その後関東に戻りまして、2025年6月1日に渋谷きむらクリニック泌尿器科皮膚科内科を開設させていただく流れとなりました。
私の医療への情熱ですが、医療を行っていく上で、患者さんが普段相談しにくい悩み、特に骨盤周囲の悩みを聞いて治療できる泌尿器科というのが自分に合っているのではないかと思い、泌尿器科を志すようになりました。また泌尿器科は近年新しく流行ってきた病気、例えば性感染症の梅毒であるとか、内科的な感染症、これからも増えるであろう前立腺がんなどの疾患に積極的に対応したいと思うようになってきました。またただ病気を治すのではなく、今治療にはたくさんの選択肢がありますから、その中で副作用の少ないものや、患者様の生活の質を保てるものに配慮した治療も行っていきたいと考えるようになりました。私の専門分野の一つとして前立腺がんがありますが、前立腺がんの論文(Kimura et al. Urol J. 2023 Jul 26;20(4):222-228.)も書いておりますし、また前立腺がんのホルモン剤と言う抗がん剤のようなものですが、アパルタミドというお薬の副作用に皮膚障害があります。皮膚障害をどうやって減らすかと言う研究もメディカルトリビューンと言う医学雑誌に記事として取り上げられています。今後も医学の発展や患者様への貢献に全力を尽くします。
当院の理念は、優しさや思いやりを大切にし、患者様の心と体に寄り添う医療を提供する事です。その理念を達成するために、患者様への約束として、①誠実な医療を心がけます。誠実な医療とは、患者様の訴えをよく聞き、丁寧な診察や説明そして真摯に新しい医学知識を学ぶ、そのような誠実な医療を心がけます。またどうしても骨盤周りの治療や人に相談しにくいことを聞く科でもありますので、②プライバシーを最大限配慮します。また患者様それぞれ治療目標や、望む治療が違いますから、③可能な限り一人ひとりに最適な治療を提供します。またクリニックを清潔に保ち、換気を定期的にするなど④快適なクリニック空間を提供します。また泌尿器科皮膚科内科といろいろな視点で患者様をトータルに診療していきたいので、⑤幅広い視点で診療します。またこの渋谷に来てくださる皆様のために、⑥地域とつながりともに成長し続けようと思います。以上を患者様と約束いたします。
私の趣味ですが、高校時代吹奏楽部やバンド活動もしていたため、作詞作曲です。実は私のYouTubeも私が作詞作曲した隠れ楽曲があるのでお時間があったら探してみてください。また将棋も趣味です。中学校の囲碁将棋部からずっとやっていますが、最近自分の棋力はどれぐらいか試してみたら、将棋三段の免状をいただきました。ただし、診療中に将棋やるとものすごい時間がかかりますので、診療中は対局を申し込まれてもお引き受けすることはできません。最近始めた趣味としてボルダリングがあります。私のインスタにもボルダリングをやっている動画を上げています。体を動かす趣味としてランニングもあります。ランニングフルマラソンも2回ほど走っています(最高記録は館山マラソンの4時間6分)。
今後の医療に対するビジョンですが、クリニックでできる医療を拡充していきたいです。例えば日帰りでできる手術が増えればそれをどんどん取り入れる。そして今はIT技術が進んでますので、オンライン診療も可能な限り進めていきたい。例えば熱が出で、クリニックを受診したいのに、体を動かすのもつらい時もあるかもしれません。そんな患者様のためにオンライン診療を積極的に活用して、自宅にいたまま受診するのは合理的です。もし当院で仕事してくださる医師や看護師の方が増えていけば、医療過疎地域にオンライン診療で貢献していくというのもできるかもしれません。またクリニックは小回りが効きますから、先進医療も積極的に取り入れていきたいです。
最後に患者様と共に歩む医療を目指して、患者様の訴えに真摯に耳を傾け、将来の医療のニーズに答えられるように日々勉強し続けます。また渋谷地区にいらっしゃる患者様とともに歩んでいくクリニックを目指しますので、お困りな際はぜひ渋谷きむらクリニック 泌尿器科・皮膚科・内科にお越しください。
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