エラボトックスは、下あごの両側にある咬筋（こうきん）にボトックスを注入し、筋肉の働きを抑える治療です。咬筋が過度に発達していると、顔が大きく見えてしまったり、四角い印象を与えてしまうことがあります。エラボトックスにより筋肉のボリュームが減少すると、フェイスラインがすっきりし、女性らしい小顔効果が期待できます。

さらに、歯ぎしりや食いしばりの改善にも有効です。就寝中の歯ぎしりに悩む方、日常的に食いしばりによる顎の疲れや痛みを感じる方にとって、エラボトックスは審美的な改善だけでなく、生活の質を高める治療とも言えます。

効果は注入後2〜4週間ほどで現れ、約4〜6ヶ月持続します。繰り返し治療を受けることで、より長期的な効果や自然なフェイスラインの形成が期待できます。

肩ボトックスは、首から肩にかけて盛り上がって見える僧帽筋にボトックスを注入することで、筋肉の張りを和らげ、肩のラインをスッキリさせる治療です。特に「肩の盛り上がりが気になる」「華奢な印象になりたい」といった美容的なご要望に応える施術として人気があります。

また、美容効果に加えて肩こり改善にも効果的です。僧帽筋の緊張が緩和されることで、肩こりや首のだるさが軽減され、デスクワークやスマートフォン使用による慢性的な肩こりに悩む方にもおすすめです。効果は注入後1〜2週間で実感でき、持続期間は約4〜6ヶ月です。

ボトックスは「エラ」や「肩」だけでなく、顔の表情ジワ治療としても非常に有効です。シワは加齢だけでなく、笑ったり怒ったりといった表情の繰り返しによっても深くなっていきます。ボトックスを適切に注入することで、筋肉の動きを和らげ、表情ジワを目立ちにくくすることが可能です。